安倍首相初の真珠湾攻撃の慰霊のためハワイへ

安倍総理大臣は5日、今月の27日と28日にハワイを訪れ、太平洋戦争の発端となった旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者をオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにしました。日本の現職総理大臣として真珠湾を訪れて犠牲者を慰霊するのは初めてです。

太平洋戦争の発端となった旧日本軍による真珠湾攻撃は、75年前、旧日本軍の空母部隊などがハワイのオワフ島にある真珠湾アメリカ軍基地を攻撃したもので、アメリカ軍兵士などを中心に多数の犠牲者が出ました。

安倍総理大臣はこの中で、オバマ大統領と首脳会談を行う。安倍総理大臣のコメントは、「ハワイでの会談はこの4年間を総括し、未来に向けてさらなる同盟の強化の意義を世界に発しする機会にしたいと思う。これまでの集大成となる最後の首脳会談となる。その際、オバマ大統領とともに真珠湾を訪問する。犠牲者の慰霊のための訪問だ。二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したいと思う。同時に、日米の和解の価値を発信する機会にもしたいと考えている。」と述べました。

安倍総理大臣がハワイ訪問を決めた背景には、やはりトランプ時期大統領の発言によるものがあると思います。選挙期間中日本を含む同盟国との関係見直しに言及してきたことなども踏まえて、日米の信頼関係を深め、新政権の発足後も強固な同盟関係を堅持する狙いがあるのではないかと思います。

この決断がトランプ次期大統領の日本との関係を良好にしていくことの材料となれば、それはより良いことだと思います。トランプ大統領に次期大統領が決まり、日本との関係が悪くなるような発言を多くしているだけに安倍首相もいろいろと行動をしているみたいですね。

ですがトランプ大統領の発言は、パフォーマンスであって、実際には慎重に政治をやっていくのではないかと思います。あくまで個人的な意見ですが。

何がともあれ、日米の同盟強化になってくれればいいと思います。